歪み
今回はエフェクトの中で最も重要と言っても過言でない歪みについて 歪みエフェクターはオーバードライブ、ディストーション、ファズの3種類があります。
オーバードライブはこの中では一番歪みが弱く、ピッキングの強さで歪みに強弱をつけられます。 ニュアンスが一番付けやすいのはこれです。 歪みの量にもよりますが和音等も濁らずに弾くことが出来ます。
アンプの歪みを増す目的で使う(ブースター)ことも良くあります。
TS-9や↓
OD808↓
なんかが有名ですね。 アンプのニュアンスを損なうことなくブーストしてくれる名機です。
ディストーションは荒々しい歪みです。 アンプの歪みを使わずに、エフェクターでがつんと歪ませる場合に使われることが多いです。 メタルやロックなどでは必須のエフェクターですね。
ジョン・フルシアンテやカート・コバーンが使っているBOSSのDS-2はオルタナではメジャーでしょうか?
ファズはもっとも歪むエフェクトです。音が潰れたような独特な音がします。 ファズには色々特徴のある物が多く、自分の好きなギタリストを参考に色々調べてはどうでしょうか→ギタリストたちの使用機材
ビッグマフなんかが割と有名どころでしょうか? メタルでも使われる低音に迫力のあるエフェクターです。
これらのなかで初心者が初めに買うべきなのはディストーションでしょう。 ディストーションは、激しい歪みから、控えめの歪みまで幅広く使えるので、凡庸性はが高いです。 上にあげたBOSSのDS-2は、モード切り替えによって浅い歪みからハイゲイン(すごく歪んだ音)まで対応できていいかと思います。
音作りのコツとしてはアンプはクリーンでいい音をつくっておいて、歪みペダルで歪んだ時の音を調節するのがいいと思います。 初心者はゲインをあまり上げすぎないことに注意しましょう。歪ませすぎると音の輪郭が失われてただの騒音になってしまいます。
トーンつまみかイコライザーが大抵のペダルには付いていると思うので、その操作についても紹介したいと思います。
トーンはアンプのMIDDLEのようなものだと考えて操作するのがいいと思います。トーンを上げていくと中域〜高域が増加し、逆にトーンを絞ると減少します。 ヌケが悪いとかんじたらトーンを上げる、音がぼやけた感じでもう少しスキっとさせたいときは下げます。 イコライザーに関してはアンプと同じように操作してください。