ディレイ
今回はディレイの紹介。 ディレイは音がやまびこのように繰り返されるエフェクトです。
参考動画
ディレイは単にそのやまびこ音をだすだけの使用にとどまらず、いろんな使い方ができます。 例えばディレイタイムをすごく短くする(やまびこが帰ってくる速度を速くする)とギターが2本で弾いているかのように聞こえ、音の厚みが増します。具体的にはディレイタイムを数十mmsec程度にするとよいでしょう。 またディレイ音にモジュレーション(音を揺らすものです)をかけるとコーラスのような効果が出ます。 もともとフランジャーやコーラスといったエフェクトは原理的にはディレイの一種です。
ディレイにはアナログとデジタルがあります。 アナログは暖かみのあるやまびこ音がでる、デジタルは入力した音をそのまま返してくれる、と考えてもらうといいです。 個人的に初めに買うのはデジタルディレイがいいと思います。いろいろな設定に対応できる点で凡庸性も高く、アナログディレイをシュミレートした音も使えたりと何かと便利です。
ディレイをかけるときの注意点は、アンプは歪ませない、またはディレイの後ろ(アンプ側)に歪みペダルをつながないということです。 なぜかというと、ディレイの後ろに歪みをおくとやまびこ音まで歪ませられて音が濁ってしまいます。 そういう効果を狙ってやるのならいいですが、基本は歪みはディレイの前におきましょう。 アンプを歪ませたい場合はエフェクトループというものがアンプにはついているので(だいたいアンプの裏にあります)そこに繋ぎましょう。
デジタルディレイの代表としてはBOSSとLINE6が多い気がします。どちらも多くのギタリストに使われています。 アナログディレイは好みの分かれるところ。
BOSSのデジタルディレイ
LINE6のデジタルディレイ